2015年08月31日

ちょっとずつ、ちょっとずつ

youは今週初めから2学期の登校スタートです。
本人なりにはいろいろストレスはあるのでしょうけれど、保育所時代からあった休み明けに向かうときのグズグズはほとんどなくなりました。
「体調が悪い〜」だの、「あ〜もうあと○日で休みが終わる〜」だののグチ程度ですが

中学時代には本人はいやいやながらも誘って連れ出してくれる友人がいましたが、今はその子ともきれてしまって(youが避け続けたのが原因)私と何度か買い物にいったのと、塾に数回行った以外はずっと家にいたyouでした。

さすがに退屈だったようで「夏休みって長すぎるわ。冬休みくらいでいいのに」なんて言ってますわーい(嬉しい顔)

のんびりしたコースに属しているので、しばらくは授業は午前中、午後からは行事準備で、本人はそのほうがいいみたいです。

大学生ののび太は8月初めまで試験でした。結果はまだわかりませんが、研究を一緒にやっている先輩に過去問をメールで送ってもらったり、それなりの努力はしていました。

休み中も自主的に入れてもらっているゼミの先輩や教務の人とメールで連絡を取り合い、何度か実験に出かけていました。

それ以外は友達と遊ぶ、バイトする、などは一切なく、大学近くで捕まえてきたエビやら、メダカやら、ザリガニやら、誕生日プレゼントのウーパールーパー(懐かしい!)も加わったl水槽を作り、日がな一日ずうっとそれを楽しそうに眺めています。

どちらも年齢相応の友人関係やら社会経験の点では非常に遅れていると思います。

でも、私自身も妹もそうですが、ADDの人って、必要を感じたらできるようになります。

もちろん、最初はうまくいきませんが、逆に「必要性を感じないのに無理やりさせられる」ことには嫌悪感を感じ、却ってできるようになるまで時間を要してしまいます。

実際に教務の人や先輩とのメールのやりとりも、文章を自分で作って、「この言い方で合ってる?」とききに来ます。

こういうのってのび太の一番の苦手分野のはずですが、案外書けていたりします。

ほとんど手直ししなくても、敬語などもそこそこ使えています。

欲を言えばきりがないし、世間の大学生、高校生とは全く違う世界を生きている二人ですが、本人たちは幸せそうです。

もう、あまり気にしないことにしたら、私もずいぶん楽になりました。

父や母のところにも何度か一緒に出かけてくれました。

話ができなくなっているじいちゃんの手を握ってくれたり、話しかけたりしてくれます。

犬の面倒もよくみてくれています。

毎日、3食食事作らなきゃいけないけど、冷房の電気代、ハンパないけど、まあいいや。

笑顔が何より、と思うことにしていますわーい(嬉しい顔)

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posted by みずき at 17:27| Comment(4) | のび太の大学生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
みずきさん、こんにちは。
ご無沙汰しています。

記事を読ませていただいて、すごく自分のことを反省しました。
しばらく忘れていた初心を思い出させてもらった気分です。

必要を感じたらできるようになる。
まさにそうだなあ、と。

のび太君もyou君も、ちゃんと自分の足で歩いていってる。
うらやましいです。
きっとそれも、そんなみずきさんのおかげなんだと、お世辞じゃなく思います。

最近はずっと読み逃げばかりしていました。
でも今日は、どうしてもお礼が言いたくなりました。
みずきさん、ありがとうございます。

Posted by kanon at 2015年09月02日 09:28
kanonさん
こんばんは。
こちらこそ、いつも読ませていただいておりますが、読み逃げばかりですみません。

コメントいただき、とても嬉しいです。
お礼なんてとんでもありません。

ただ、自分自身もADDの傾向が強いことから、生き辛いことは多々あれど、これというものを見つけられたら、細々とでも頑張れるかなと思い始めたところです。

また近いうちに書かせていただこうと思っていますが、「仕事」に対する感覚が大きく変わったということもあります。

でも、kanonさん、ご長男君すごいですよ。車の免許やアルバイト、今ののび太がそこに行きつくのはまだまだだと思っています。

ときどき軽〜く話題にはしますが、本人がのってくるまでは・・・と思っています。

一般の子どもたちの成長とは全く違う時間軸を考えたほうがいいのかも。

私自身も他のお母さん方の話は聞かないようにしています(笑)

聞けばやっぱり落ち込むし、焦りますから。

自分自身のことを考えてみても、世間的に必要なことや経験がいろいろ足りないままで年をとってしまいました。

今頃になって遅まきながら興味を持ったり、始めたりしていることもありますよ。

勉強嫌いだった妹も、アラフィフになって通信制の大学で資格を取るべく頑張っています。

我ながら「究極のマイペース」だとは思いますが、kanonさんが書いていらっしゃるように、「笑顔」でいられることが一番だと思います。

大きな二次障害さえなければ、いつかきっと動き始められると思います。

その時に一緒に喜んでくれる、応援してくれる、そんな人がいてくれたら、ADDの人はものすごく幸せです。

定型発達の方からみると、本当に危なっかしく、理解しがたいことも多いと思いますが、どうかkanonさんご自身が精神的に追いつめられたりなさらないように・・・。

すべては脳内の伝達物質のアンバランスからきていることです。

本人がそれで苦しいのなら、生き辛くてSOSを出しているなら、お薬という「化合物」ではこの微妙なバランスをとるのは難しいと認知症の親の投薬でいやほど経験しました。

脳内伝達物質の状況が悪い人は、腸を患っており(下痢や便秘がまったくなくても)どうしても副作用のほうが強く出てしまうのです。

この方面のことでしたらお役にたてることもあるかもしれません。情報が必要でしたらメッセージ下さい。

ありがとうございました。
Posted by みずき at 2015年09月03日 00:12
みずき さん

夜分失礼します。
名乗らない無礼をお許しください。

わたしは、みずきさんのご子息と似たようなかたちでADHDを患っている大学3回生です。

興味を持ったこと以外に対して無気力で対人関係が極めて希薄、

ファッションに無頓着でいつも同じような服を着ている、

消化器系に慢性疾患を抱えている(空気嚥下症)

といった典型的な特徴に悩みながら、今日までかれこれ2年半大学に通っています。

わたしは運動や芸術、コミュニケーションについてはからっきしですが、

勉強だけはよくできたので、自分の脳機能に欠陥があることを意識し始めた頃から

受験戦争に勝ってなんとか社会に出ようと考えていました。

そうした意識から、両親や兄弟はわたしのことを何の問題もないインドア派の優等生だと

思い込んでしまっていて、わたしも彼らを裏切ることが怖くて心中を打ち明けることができませんでした。

わたしは受験に成功し、親元を離れて暮らし始めましたが、

自分の社会経験の程度や精神の発達具合ではとても大学生活を乗り切れないと気づいたときにはもう手遅れでした。

1回生・2回生の間、一般教養の勉強をしている間は特に友人と呼べる人がいなかったり、教授陣とのコミュニケーションが苦手でも問題は表面化しなかったのですが、

3回生になって、研究室(ゼミ)配属だとか、卒論研究だとかの話題が周囲で聞こえ始めると、次第にコミュニティとのつながりが強い者が勝つ風潮が生まれてきます。

優秀な人々とたくさん話して、たくさん友人を作り、たくさん知識を取り入れた学生だけが、4年後に生き残れるのです。

アルバイトの経験もないわたしは、自分には初めから勝機などなかったということにこのときようやく気づきました。

いまは長い夏休みにもかかわらず、外に出るのが怖くて部屋に引きこもっています。

わたしは恐らく次の学期の間に自ら死を選ぶと思います。自分の精神状態ではとても院を含めて3年間の研究生活を乗り切ることはできないでしょう。

前置きが長くなってしまいましたが、何が申し上げたいのかといいますとご子息の状態は非常に危険です。

わたしのような社会のごみを、苦しいながらもがんばっておられるご子息に重ね合わせることが失礼にあたることは十分理解したうえで、ご子息がみずきさんの手助けをいま最も必要としていることを重ねて警告させてください。

みずきさんがご子息のお尻を引っぱたいて彼を社会に出し、十分な経験をいまのうちに積ませない限り、ご子息はわたしと似たような苦境に陥るのではないかと思います。

精神面で大きなハンディキャップを背負っている以上、社会経験でまわりの人々に並ぶことは危急を要することがらです。

またサークル活動やアルバイトなどのかたちで、何らかのコミュニティに帰属意識を持つ、あるいは成功体験をすることは、ADHDの脳にとって大学に残る多大な動機付けになります。

ご子息の病を理解されて、惜しみなく愛情を注いでおられるみずきさんは、わたしからするとまさに神さまのような偉大な存在です。

どうか幸せになられてください。

クソみたいな文章で申し訳ありません。成人してもこれくらいしか記述能力がないです。
Posted by 匿名 at 2015年09月12日 00:15
匿名さん

コメントありがとうございます。

本当に貴重なアドバイスとして、また匿名さんの心からの叫びとして、深く深く私の胸に響きました。

ご自身の生い立ちや現在の状況から親身になって私の長男の将来を案じてくださっていること、本当にその通りだと思います。

深刻な雰囲気が全くないにしても、客観的に見れば、外にも出ず、社会経験も積まず、友人との交流も非常に少ないわけですから、いわゆる「社会に出る年齢」から逆算すれば、こんな悠長なことをしている場合ではない、と私も常にその焦りと隣り合わせにいます。

このブログにすべて書いているわけではないのですが、発達障碍者の就労についてのセミナーや講演会にも出かけ、当事者や親の体験も数多く聞いています。

その中で学んだことは、このような子の就労は、一筋縄ではいかない、よほど興味関心、得意分野と仕事がマッチするか、職場に理解がなければ、転職を繰り返す。

ただ、親が辛抱強く(急かしたりせずに)話や悩みを聞いたり、客観的で前向きなアドバイスをし続ける中で、本人が頑張れる場を長丁場で見つけていけることも多い、ということでした。

そのような場を見つけるまで、10数年かかり、今は輝ける場を見つけている当事者の方もおられました。

私は、息子たちの就労については非常に長いスパンで考えていかなければならないと思っています。

「自分で必要性を痛感する」ためには、厳しい場に身を置いて、自分に必要な能力を思い知るのがいいと、定型発達の子の場合は思います。

実は私は息子の障害に気づくのが非常に遅かったのですが、長男が小さいころから、コミュニケーションに問題を感じていたため、無理やり少年野球のチームに入れたり、中学生では強制的にクラブに入れたりもしましたが、ADD(自分自身もそうなのでよくわかるのですが)の人は、「自分から」その気になったものでないと続かず、結果的に「成功体験」に成し得ないということを痛感してきました。

高校でも懲りずにクラブに入るよう、勧めましたが、結局続きませんでした。大学は通学に片道2時間以上かかるため、あきらめました。

大学は匿名さんのいらっしゃるようなところとは全く異なるところで、周囲にも似たようなタイプの学生が多く、教授や教務の方々も非常に発達障害に理解があり、私が全く期待すらしていなかった「対人コミュニケーション」の面で、長男としては飛躍的に力をつけているように思っています。
(それは必要に迫られて、という感じでしかないので、わざわざ休日を友人と過ごしたい、というところまではいかないようです)

しかし、それは一般の人からするとまだまだ小中学生レベルであり、「社会で通用するレベル」に到達するまでには程遠いものです。

実は私はここでは内容を書いてきませんでしたが、昨年から小さな事業を起こしています。

この世界に飛び込んだのは、自分の好きな分野であることもありますが、息子たちの将来を考えてのことでもあります。

私の仕事を手伝い、そこでいろいろなことを経験させることで、大学卒業時にこだわらずに彼らに合ったスピードとタイミングで彼らの就業までのステップを踏ませてやろうと考えています。

この事業を始め、こういう個人事業主の方々と多く知り合うまでは、私にとって「社会に出る=サラリーマンになる」という発想しかなかったのですが、世の中にはこんな世界もあるのか、と驚きました。

この世界はまさにすべてが「自己責任」ですが、その分自分が学び、交流し、技術を身に着けることで、人の幸せにつながる、目に見えるやりがいがあります。

長男には昨年夏からその手伝いをさせています。

長男は幸い、私の事業には興味があるようで、今は夫よりもその仕事の話を理解し、長男なりの判断もできるようになってきています。

しかし、この仕事、実はかなりのコミュニケーション能力が必要です。

ただ、必要に迫られればできるのは、少年野球の時もコーチ陣からは非常に評価が高かったことからもわかっています。

この仕事を本格的にやっていくなら必要だと思えばやれるのではないか、と、まさに「ちょっとずつ」ですが。

楽観的すぎるかもしれませんね。

匿名さん、世の中にはいろいろな世界があります。

今までご自分ができることとして、勉強を頑張ってこられたんですね。

私もそうでした。

「私には勉強しかない」と思ってやってきました。(研究者というレベルではありませんが)

教師でいることが私の存在意義だと思っていましたので、諸事情で教師を辞めた時、私は非常に動揺しました。

何年かはもがき苦しみました。

その間、いろいろ遠回りもしたし、一見無駄に思えることもいっぱいしてきましたが、そのすべてが50歳を超えた今に繋がっています。

頑張ってきた「勉強」とか「教師」とかとは180度といっていいくらい違う世界の中にいます。

あなたは非常に優秀な方です。無駄のない整然とした(私と大違い!)文章を読んだだけで伝わってきます。

おかげさまで、もう少し、長男を現場に連れて行って、社会性を鍛えてみようと思いました。今日もさっそく誘ってみますね。

ありがとうございます。

でも、匿名さん、今何か結論を出すには若すぎます。

どうかどうか、またよかったら拙ブログにコメントを下さい。

私も長男の様子をブログでお伝えしていきます。

長男がなんとかやっていることを、時間はかかるかもしれませんが見てやってください。

私の対応もまずい部分がいっぱいあります。

親子で傷だらけになりながらでも、絶対幸せになりたいのです。

私が死んだあとも、息子たちが幸せに暮らせるようにしてやりたいのです。

何年かかるかわかりませんが、どうかそれを見届けるまで、匿名さんのコメントを待っています。

どうぞよろしくお願いします。




Posted by みずき at 2015年09月14日 14:01
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