2011年11月10日

まんべんなく、だけがいいわけじゃない

医学や心理学に関して全くの素人の私ですが、自分で思いこんでいることがあります。
あくまでも個人的な感覚ですあせあせ(飛び散る汗)

「人の持つ能力はトータルで同じなのではないか」ということです。

「様々なことをまんべんなく出来る人」もありますが、「ある部分が極端に優れているのに、他が散々な人」という人もいる。その広がり×能力の高さの面積は同じなのではないか・・・。

もちろん、その高い能力を持つ分野を見つけられる人、見つけられても伸ばす機会を失ってしまう人、全く見つけられずに人生を終えてしまう人もいるのだと思います。

昔、幼いうちから丁稚奉公をしたり、職人修業をしたりしていた時代は、ある分野に長けていて、その能力を極めれば、何とか人生を送れていた時代がありました。

もちろん、その修業時代や奉公時代はとてつもなく厳しく指導がなされ、途中で続かなかった人もいたかもしれません。

それでもある所を乗り越えられたら、そこまで厳しく指導されて達成感が得られる段階まで持っていけたら、案外そこから先はうまくやっていけたのかも。

「まんべんなくできる」のがいいのか、「あることが極端に秀でている」のがいいのか。

これは比較できることではありません。それぞれに向いた職業や生き方があるのですから。

どちらかが良くて、どちらかが悪い、というものではないと思うのです。

私の家族・親族では父、妹、私、のび太に顕著なADD傾向が見られます。

以前にも部分的に書いてきましたが、のび太以外のそれぞれの過集中分野を挙げてみましょう。



印刷会社に勤めていたが、様々な包装用の箱の設計をするのが得意だった。特許もかなりとっている。(会社名義で)有名な製薬会社の多くの製品の箱が現在も使われている。不注意が多かったが、この才能があったから定年まで勤められたのだと思う。定年後も会社からぜひにと請われて、母の病状がどうにもならなくなるまでは週3回会社に出て箱の設計をしていた。






小学生の間に珠算3段までとる。その後あっさりやめてしまった。
ピアノも先生に「素晴らしい音感と才能がある」と言われたのに、あっさりやめてしまう。
パソコンの資格等を全く独学で次々取得。学校の勉強は嫌いだったが、必要だと感じると、本を買って試験は一度で合格。
CADもほとんど独学で、一部学校に通ったが、そこの先生に「これ以上教えられることは無い」と言われる域まであっという間に達してしまった。




みずき

勉強全般に過集中気味だった。これは「人に教える」仕事がしたいという小学校低学年からの強烈な思いのため。
動機は「人に教えて感謝された」という「快感」からだったと思う。
ただし、ワーキングメモリの問題もあり、暗記物は大の苦手。社会や英単語は苦手だった。
社会は必死の努力(繰り返し)と英単語は他の書き換えや読解問題でカバーした。

大学は勇んで教育学部に入学したが、自分に自信が持てず、採用試験を受けないつもりでいたのに、締め切り直前に受けることにする。(願書提出は「消印有効のその日」だった)
それから1か月で猛勉強して一次試験は合格するも、当然ながら二次試験でアウト。教員採用試験浪人をするつもりだったが、とある私立中高に拾われ、教員に。

教員時代、授業はとても好評だった。放課後の講習にも生徒が数十人来てくれ、いつも学校で一番大きな教室を割り当ててもらっていた。「わかってもらえる」「人の役に立つ」ことが「快」だったこともある。まさに好きなことを仕事に出来たわけで、事務仕事は苦手だったが、周囲に恵まれ、仕事に楽しくのめりこんだ。結婚し、子どもが生まれても仕事に過集中。帰宅は連日深夜。お迎えから食事・入浴もすべて夫にしてもらっていた。よく我慢してくれたと思う。

「片付けられない」とまではいかないが、ついつい「先延ばし」にしてしまう。しかし、ある瞬間、何かにとり憑かれたように掃除を始め、ものを捨てまくり(時には大切なものまでたらーっ(汗))磨きまくって、ある部屋やコーナーを極端に綺麗にしてしまう。この「お掃除神」の降臨は不定期で、家族にとっては迷惑千万らしい。

一時期「シャドーボックス」にはまり、1晩で1作品くらいの頻度で作っていた。大作でも2、3日で作り上げ、その間他の事は手につかず。

大学で非常勤講師をしているが、その教科書をゼロの状態から3日間で作り上げた。



3人とも、他の生活面全般に「不注意」要素が多々見られます。

うっかりミスが多い。極端な先延ばし癖。何度言われてもできない生活の基本的なことがある。自分の能力を考えずにいろいろなことを次々引き受ける。出かける前に毎回大慌て。遅刻癖。などなど。

まあ、3人ともかなりのトシですから、数々の経験を積み、さすがに周囲に大きな迷惑にならない程度にできるようにはなっています。

それでも、それは「細心の注意を払って」やっとできることであり、他の人なら何も考えなくても難なくやれることでヘトヘトに疲れているのは事実です。

定型の人たちのようにはできないことも数多くあるけれど、「得意」だったり「好きなこと」に関しては、少々極端なほどできる、ということがお分かりいただけたでしょうか?

ADDのお子さんを育てていらっしゃる定型発達のお母様はたくさんいらっしゃるかと思います。

様々な分野がまんべんなくできることを要求される「学校時代」(特に中高校生時代)はADDのお子さんにとってまさに「受難の時」のような気がします。

確かに勤めてからも、自分の好きな分野だけやれる仕事なんて滅多に無いわけで・・・大変な時期は続きますが、父のように「誰にも負けない分野」を持っていることで何とかやれている人もいるんですよね。

その子にとって、まんべんなくはできないけれど、ここは伸ばしてやりたい、という分野が見つかるといいですね。

私ものび太の得意分野の芽を摘むことなく、思いっきり励ましてやろうと改めて思っています。



最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ぽちっと押していただけると励みになります
人気ブログランキングへ



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村










posted by みずき at 12:12| Comment(15) | 大人のADD傾向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。akearaです。

いつのころから、今の時代のように個性を
なにか他とは違う異質なものとして受け入れられてしまうようになったのでしょうね。

満遍なくできなくても、普通に生活するスキルがあること、これが一番大事だと思います。

うちの近所にクワガタやカブト虫のブリーダーさんがいます。土日の営業なのですが、
凄い繁盛しています。世の中にはこんなに昆虫好きの人がいるんだな〜と驚きます。
余談ですが、3階建ての家を建てちゃいました。昆虫御殿と呼ばれています。

のび太くんの昆虫好きも、きっとだれかを喜ばせたり、楽しませたりできる能力だと思います。昆虫のことを知りたくても、育てたくても、分からない人、沢山いるんですもの。

ピッピもそうですが、できない事が目立つ分だけ、出来ることも目立ちます。

できる事を伸ばす事に、早く気づいてあげられることは、とてもいいことですよね。

ピッピはオタク系なので、パソコンやアニメやギターにはまっていますが、
集中力が長続きしないので、短いサイクルで
ころころかわります。好きなことを早く見つけてもらいたいと思っています。(間違いなく勉強以外ですけど・・・。)

娘は目で見る記憶は散々ですが、聞いて覚えることは得意なので、結構楽しいおしゃべりをします。一人前のことを普通に喋りますので誰もこの子がADDだとは思いません。

ボケや突っ込みなら、得意そう、お笑いの世界なんていいかも、な〜んて。

それにしても、みづきさんに降臨するお掃除神、うちにも時々舞い降ります。

大事なものを捨てた経験、多々ありますう。
右手に持っていた現金の入った封筒と左手に持っていたレシートの束を間違えて現金二万円捨てました。右と左が頭でごっちゃになるんですよね。私だけなのかと思ったら、
あるらしいです。こういうパターンの脳!
未だに、右手を想像するときにお箸を持たせて想像してます。人に言うと笑われるので、
初めてここで白状します。




Posted by akeara at 2011年11月10日 15:11
akearaさん


>満遍なくできなくても、普通に生活するスキルがあること、これが一番大事だと思います。

本当にそうですね。ちょっとした受け答えや挨拶がきちんとできること。主に人付き合いにおける「常識」といわれる部分が、のび太の場合、経験の少なさから欠落しています。

様々な手続きなど、年に応じて教えていけばいいですね。

あとは、本人が打ち込めることを一緒に見つけていけたらいいなと思います。

ピッピさん、聴覚がすぐれていらっしゃるんですね。楽しい会話ができるなんて、素敵ですよ。

オタクレベル、またはその先まで熱中出来る人が、何かを生み出されるのでしょうね。

「昆虫御殿」こんなお話したら、のび太喜ぶだろうな〜。なのに私ったら「趣味やお小遣いにはなるけど、仕事、っていうのは難しいんじゃないかな」なんて、水を差すようなこと言っちゃったものですから、反省です。

私としては、一緒にやっていけそうな「植物」関係のお仕事だったらいいな〜と思ったりしていますが、本人次第ですね。

大事なもの、今一番困ってるのが「コタツ」の線。コタツ本体とコンセントの間の線です。

去年「線」の部分が傷んで、火を吹きそうだったので、買い換えたのですが、この前のお掃除神降臨で押入れを大掃除したとき、ひょっとして前のだと思って捨てちゃったのか?

この「線」がないと、コタツとして機能しないんです〜(泣)

右と左、私も無意識に鉛筆やお箸を想像していますよ。のび太はまだ逆言ってます。車の運転免許とるとき、ウインカー逆に出して、よく教官に激怒されました。

仲間がいてくださって、嬉しいです。(ここまでじゃない?)
Posted by みずき at 2011年11月10日 19:10
え〜本当ですか?私も全く同じです。
主人の運転する車に乗っていて、私がナビしているときに、よく起こります。

イメージは右なのに、口では左折して、なんて言っています。左に道ないよって言われます。 

免許はちゃんととれたので
、当時はなんとかやっていたんでしょうね。

ほんと、初めてです。共感してくださる方にであえたのは。(嬉)
Posted by akeara at 2011年11月11日 09:01
akearaさん

口で言うときには特に間違えますね。これはもう今でも。
(ウィンカー出すのは慣れたのでもう大丈夫なんですが 笑)

免許をとったとき(福井県の合宿免許でとりました)、教官に「(当時私が住んでいた)大阪では乗るなよ」という条件付きでしたが、その後20年以上、一応無事故なので、何とかなるものですね。

ついでに「エスカレーター」と「エレベーター」も、いちいち「エスカレーター式で高校大学に入るという階段のイメージ」を毎回思い出さないと正しく言えなかったり、特定の漢字がいつまでたっても覚えられない(挨拶など)というのもあります。

一応国語の教師だったんですが(^^ゞ
Posted by みずき at 2011年11月11日 11:25
はいはい、同感です。(うなづく)
エスカレーターとエレベーター区別をはっきりつけられるまで、若干時間がかかります。
私は大学でフランス語をやったですが、
フランス語で階段が確かエスカリエ、上がるがエレヴだったような、それで、はは〜階段とエスカレーター同じじゃん、上に上がるからエレベーターか!と言うことで判断していました。いや、あやふやで、私がそう思っているだけかも。今やフランス語辞書もなく確かめようもありませんが。

自分なりにヒントを見つけて、工夫して
やってきたのですね。

経験と体験で子どもたちも多くのことを学ぶでしょう。自分の苦手な部分を補う術を身につけて、一歩一歩成長していってほしいものですね。

特定の漢字でいえば、郵の字の書き順が本当に苦手です、迷います。1画目の次はどこから書けばいいのか・・・。横棒の長さや本数が途中で??
になるんです。

いやはや、こんなに苦手話でいいのでしょうか。でも、初めてお仲間にであったようで、
何か嬉しいです。複雑ですけど。(笑い)



Posted by akeara at 2011年11月11日 23:40
akearaさん

>自分なりにヒントを見つけて、工夫して
やってきたのですね

そうですね。無意識でやっていたことがいろいろあるのでしょう。

「郵」の「垂」という部分を書くときは、なんだかいつも「もやもや」した気分になります。(笑)

のび太も「この字は好きだからきれいにかけるんだけど、この字は形がなんとなくキライ」なんて言ってました。

こんな微妙な話、雑談にも出せませんしね。

きっと共感なんてしてもらえないと思っているから。

私もとっても嬉しかったです♫
ありがとうございました。


Posted by みずき at 2011年11月16日 11:55


私も、主人も、両親も、子供も、親戚中が、友人も
ADDだらけに感じます。

回りに変な人が多いなと思い、検索していると、此方にたどり着きました。

友人の行動がおかしい…多動
主人、子供達の睡眠時間が異状に長い。夕方まで寝る
Posted by とまと at 2012年12月23日 17:18
とまとさん

考え始めると、周囲のいろいろな人が「ADD」に思えてきますね。

発達の凸凹が全くない人が多数派か、ということに最近疑問を感じます。

ただ、その凸凹の度合いが違うだけなのではないか、と思えたりします。

ほとんど凸凹のない人、あっても社会生活に支障をきたすほどではないくらいのレベルの人はもちろん、かなり凸凹があっても、本人の必死の努力でカバーできている人、家族や親戚がみなその傾向を持っていて、誰も問題視していない場合も・・・。

睡眠時間が異常に長い場合、レム睡眠障害で熟睡できていないこと、日常生活で頑張りすぎていることなども考えられます。

ご主人とお子さんは鼻呼吸ができているでしょうか?口呼吸をしている場合、脳が酸欠状態になっていたり、熟睡ができなかったりして、睡眠時間が長くなるようです。

うちの長男は「ブリーズライト」という鼻腔を広げるテープを使い始めたら、少しはましになりました。
Posted by みずき at 2012年12月25日 10:36
はじめまして。現在教員免許取得のために勉強している者です。

フルタイムの仕事(教育現場に、授業はもっていませんが在籍しています)の中で仕事を始めた昨年は一つ上の先輩のサポートもあってか何とか問題なく終えましたが、今年度になってあまりにつまづくことが多くなりました。
勉強は得意なものなら他の人よりできる側面もあり、変な自尊心だけが育ってしまったように思います。そちらの能力だけを見て上司は私を雇うことを決めてくれましたが、この4月頃から全く仕事がうまくいかなくなり、私は一生懸命やっているのに信頼を失くすばかりの日々が続いて悩んでいました。
そんな時資格取得のために出席した教育心理学と発達の過程について勉強し、知識を得るにつれて私もADD傾向が認められると思い、インターネットで検索しているうちにこちらにたどり着きました。

対人関係に問題が多くあるタイプのADDの方へ向けた違うページではチームとして動く教員は向かないと書かれており、教員免許を現在懸命に取得しようとしている自分にとって将来への希望を見出せなくなってしまうような内容でした。
しかし雇用形態や実際の職場環境など様々あるかとは思いますが、それでも教員になる希望をもつことができました。
みずきさんの話全てに目を通せてはいませんが、共感できるところがものすごくあって本当にびっくりしました。
それでも何とかやっていけるかもしれないと信じて頑張ります。

ここ数か月ずっと闇の中にいる気分で本当につらい日々でしたが、光が差し込んできてくれたような気がします。
有難うございます。
Posted by ジャスミン at 2014年08月15日 10:07
ジャスミンさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

教員を目指して頑張っていらっしゃるんですね。

このブログが何かのお役にたてるのならこんなに幸せなことはありません。

基本的にADDの人は、人の役に立ちたい欲求が強いと思います。これはオキシトシンという脳内物質が関係しているように思われます。

そういう意味ではADDの人は教師に向いていると言えますが、一方で周囲とやり方を合わせなければならなかったり、ペースが決められるような場面があったり、仕事内容が多岐にわたる、その全てが非常に重要で基本的に失敗が許されない(成績処理や出願書類など)という点では、かなり困難を極めるように思われます。

以前同じ職場にいた先輩は、人柄的に素晴らしく、教科についても非常に熱心でしたが、成績処理が間に合わない、物を無くしやすい、体調管理が苦手などで、相当苦労され、定年を待たずに退職し、今は異なった職種につかれています。

私自身もおそらく子供や介護のことがなくても、最後まで専任教員を続けることはできなかったでしょう。

特に人とのトラブルを異様に気にするところがあり、担任は生徒や保護者と向き合い、時にはかなりもめたりすることもあるため、そういう時期は他のことが手に付かない、家に帰ってもそのことが頭から離れず、眠れないなどもありました。

ただ、だからといって教育の場面で働けないということはないと思っています。

特にADD傾向をもつことは、それに関わる多くの子供たちや、その子育てに悩む多くの親に大いに役立てる要素だと思っています。

思い返せば、そういう子供たちが現場には数多くいました。

しかし、その子たちが伸びるようなアプローチは私も含め(当時は自分がそうだとも気づいていませんでした)ほとんどなされていません。

親たちも途方に暮れています。

ADD傾向を持つ者の苦悩を実感を持って伝えられる人は非常に貴重だと思っています。

また、非常勤講師など、仕事の幅をあえて狭くして、職人のような感覚でそれを極めるという発想もあるかと思います。

私の感覚ではサプリもうまく使うといいかと思います。

前頭葉血流が足りない状態(優先順位が決められない、過集中、苦手なことを後回しにするなど)の時には、フェルラ酸、ギャバなどを摂ってみて下さい。

根本的なものを変えることは難しくても、生活に支障をきたす状況は回避できる実感があります。

どうか、ご自身の持つよいものが生かせる場を探し、そこでぜひ自信をつけていかれますように。

決してあきらめられる必要はありません。
大切なことはまず

「自分を知る(何が得意で何が苦手なのか、苦手な場合、それは努力でどうにかできるのか、その努力が負担すぎないか。何が得意で、苦もなくできるのか)」

「そういう自分にとってどのような場でどのような働き方が合っているのか」

いきなりそれにぴったりの職場で働けるとは限りませんが、最終目的地点が定まることで、そこまでのステップでの失敗を含めた経験は何らかの役に立ちます。

どうぞ明るい未来を信じてくださいね。

私も今、また今までと全く違う分野に挑戦中です。

お互いボチボチいきましょう!


Posted by みずき at 2014年08月15日 11:47
はじめまして。
5年も前の記事に書き込みをしてよいものかと悩みましたが、思い切って書き込みさせていただきます。
我が家の子供たちは現在、大学1年生の長女、通信制高校3年生の長男、高校2年生の次男の年子の3人兄弟です。
実は真ん中の長男がADDの診断を受けています。2012年11月、中学2年のときです。のび太くんと同じく、中学生になってからハッキリと症状が出てきました。
その時は思春期と言うこともあり、かなり荒れていましたが、コンサータの服用を勧められ無事に長男が志望する高校に入学することができました。長男の得意な理数科のある県立高校です。しかし、その高校は県内でも有名な提出物や課題に厳しい普通高校で、ある程度は覚悟をしていたものの私は「合格できたから何とかやるだろう」と甘く見てました。
すると案の定、提出物や課題は全くできず、家に帰ってからもゲームで現実逃避して授業にもついていけなくなりました。長女も県内トップの県立進学校に通っており(これは全く自慢ではなく親子共に甘い考えだったのです)とても苦労をしていたのと、次男の高校受験もあり、十分に寄り添ってあげることができませんでした。
とうとう1年生の3学期に学校に行けなくなりました。数学の単位の関係で進級できるかどうかの瀬戸際でしたが、長男にだけの追試を
Posted by kumakuma at 2016年11月14日 17:10
途中で投稿してしまいました!長文になってしまいすみません。
結局、2年生には進級できたのですが、1学期はほとんど登校できませんでした。担任の先生がとても親身になってくださり、2学期からは進級に必要な課目だけ、単位を取るためだけに登校しました。
しかし、やはり3学期のある日、これを休めばおしまいという体育を休んでしまい、留年確定となりました。そして、現在の通信制高校に転校したのです。
これで長男の負担が軽くなり、前向きに行ってくれたら…と願っての転校でしたが、不登校から脱出したわけではなく今もほとんど行けていません。
長男は小学生の頃からゲームが大好きで、一度始めるとなかなか止められません。過集中です。今はパソコンでオンラインゲームを朝から夜中まで会話をしながらゲームの生放送をやっています。
それはそれは楽しそうに、イキイキしてます。
でも、それでいいのでしょうか?
世の中では、ゲームバカと言われるようにゲームに集中するのはよいイメージではありません。引きこもりやニートのほとんどがゲームに依存しているように思われます。
さかなクンのように魚に集中するのは素晴らしいことで、ゲームに集中するのはダメな人間なんでしょうか?

今、不登校状態のまま足踏みしている長男が不憫でなりません。私がもっともっと、みずきさんのように細やかにケアしてあげていればよかったと、心の中で長男に謝り続けています。

長文になってしまい申し訳ありません。読んでいただけたらそれだけで嬉しいです。

あ、youくんの大学合格おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪
ブログ、ほとんど読ませていただきました(*^^*)
Posted by kumakuma at 2016年11月14日 17:47
kumakumaさん

コメントありがとうございます。
また、このようなブログをほとんど読んでいただいたとのこと、自分でも嫌になるほどの長文ですのに・・・。

ご長男さん、とっても頑張ってこられたのですね。それはkumakumaさんのお力がなくてはありえないことだと思います。

ゲームへの過集中、どうしても他のものと違ってなかなかプラスに受け取ってもらえないことが多いですよね。

でも、何も打ち込めるものがない状態よりもずっといいと思います。

私はゲームに全く詳しくないのですが、会話や生放送というのはオンラインで他のプレーヤーに対してなさっているのでしょうか?

だとしたら、すごいコミュニケーション力だと思います。

のび太たちはそういうことが苦手なので、うらやましいです。

ドーパミンが欠如していると思われるADDの人にとって、それが得られるものにのめり込んでしまうのは、本人にもなかなかブレーキがかけられないかもしれません。

ただ、過集中する対象を突破口にして、何かそこからつながったものへ間口を少しずつ広げていけると、そこからはかなり動けるようになるのが、こういうタイプの子の特徴だと思っています。

ただ、それを周囲が焦って「こんなことをしたらどう?」与えようとしたり、ゲームから引き離そうとすると、それに対する拒否感とそれをする人への不信感が、次の段階につながる機会を奪ってしまうと思います。

kumakumaさんはもちろん、そんな風にしようとは思っていらっしゃらないからこそ、悩んでいらっしゃるのですね。

今、足踏みしていらっしゃるように見えるその状態は、ご自身を癒すのに必要な時間かもしれません。

パワーが今は枯渇している状態なのかもしれません。

好きなことをして気楽にしているように見えても、心の中ではいろいろなことを考えていらっしゃると思います。

どちらにしても、今は家で時間を過ごしていらっしゃるのなら、今は彼のやっていることを肯定的にとらえて、kumakumaさんもゲームについて興味をもってあげるのもいいかもしれません。

のび太は大学2回生の今も、大学の帰りにコッソリ持って行ったペットボトルにエビをとって帰ってきたり(大学近くの川にいるそうです。当然一人で行っています)、研究室の先生にカエルをもらってきたり、ウーパールーパーを飼ったりしています。

カエルのえさをとるために庭周辺をウロウロしている姿は、近所の人には異様に映っているでしょうね。

私も毎日一緒に餌を探したり、観察したりしています。

休日一日家にいて、コンパにも参加したことがない。免許にも興味ない、バイトも大学での後輩の指導を頼まれてしているのみ、授業が終わったら直行で帰宅という、世間の大学生としてはかけ離れた生活です、

それを以前なら「障害のために、青春時代らしい生活ができない、かわいそうな子」と思っていましたが、今は全くそうは思わなくなりました。

私自身が新しい事業を始める中で、様々な若い人に出会い、彼らは「会社勤め」はしていないのですが、それぞれが自分の得意を生かして生計をたてているのを見るようになったのも大きいです。

いろいろな生き方があるし、様々な紆余曲折を経た人の方が、視野も広く、人をすぐに否定したりもしない、豊かな人間力を持った人も多いと今更ながら気づいています。

世間から見たら「落伍者」かもしれませんが、その人の人生はその人のもの。

何が楽しくて何が嬉しいのか、何に幸せを感じるのかは本当に人それぞれです。

ただ、私が息子たちに言っているのは、「仕事というのは、人を幸せにしてそれの引き換えにお金をもらうもの。自分はどういうことが得意で、どういうことができて、どうすれば人に幸せが与えられるのか、それを仕事にすればいい」と言っています。

私は今、古いボロ家を買って、それを再生して大家さんをしています。

今までと全く畑違いです。

でも、昔から「家」が好きで、リフォームオタクでした。

これは話し出すと長すぎるのでここまでにしますが、大家さん仲間は大学生から80歳のお爺さんまで。男性も女性も、いろんな方がいます。

そこで出会った人たちはちょっと発達障害っぽい人が一般より多めかも(笑)

妹も50歳超えた今、新しい分野の仕事につきました。

kumakumaさん、どうかご自身を責めないで。

ADDの人は「紆余曲折」とお友達なのです。

でも、自分の「味方」がいてくれるかどうかは大きなポイントになります。

一緒に笑って、美味しいものを食べて、人生って楽しいことを教えてさしあげてくださいね。




Posted by みずき at 2016年11月16日 11:58
みずきさん、早々に心のこもったお返事ありがとうございます!元気が出ます!
読んでいただいた上にお返事まで!本当に嬉しいです。

今日、市の発達障害者支援センターへ行ってきました。1年生で不登校が始まったときに一度相談をしてみたのですが、その時は「病院にかかっているのなら、まずはそちらに相談してください」と軽く言われてそのままにしていました。
(病院で不登校に関しての支援はなかったですが…)

今回はさすがに親身に相談に乗ってくださって、担当者の方が、これからの目標とその道筋を一緒に考えましょう、とおっしゃってくださいました。

本人と話してみないと進めないので、これから支援を始めるかどうか本人とお父さんに相談し、明日連絡くださいとのことでした。

さて、お昼過ぎに家に帰ってみると、いつものように会話をしながらオンラインゲームをしていました。2時30分〜学校があったのですが、疲れたと言って寝ようとしました。

休むのは想定内のことだったのでいいのですが、私は今日の話をしておかないと!と引き留めてしまいました。長男は「もうわかってるよ!聞きたくない!」とパニックになりました。それでもしつこく支援センターへ行こうと話しました。

途中でシマッタ!と思ったのですが遅かったです。キーキー言って寝てしまいました。

今日は夕方から家庭教師の先生が来られるのに、それも無理と言いました。本当に反省です。

今の長男にとっては、行政の支援はまだ無理なのでしょうかね…( ノД`)…

またまた長文になってしまいすみません。
今度は新しい記事に書き込みをさせていただきますね♪
Posted by kumakuma at 2016年11月16日 16:19
kumakumaさん

お返事が遅くなってすみません!

やはり何らかの支援をと考えられるのは当然だと思います。

ただ、その支援の内容や支援者によって、プラスになるものかどうかという心配もあります。

周囲の友人たちと話していると、とにかく病院で薬を出してもらうようにアドバイスされたり、あまり発達障害のことを理解せずに、一般の「カウンセリング」的なことをされたりして、かえって拒否感が高まり、外部との接触を嫌うようになったということも聞きます。

また、支援の方向は合っていても、その方の外見や話し方等がどうしても本人には合わないということもあるようです。

もしもkumakumaさんがその行政の担当者の方と合うようでしたら、何度か親のみの面談をしてもらい、そこでアドバイスをもらって、報告をしてというやり取りができたらいいですね。

その間に担当の方により息子さんのことを理解してもらえますし、その支援が息子さんに合っていれば何らかのプラスの傾向が出てきて、息子さんも間接的にではありますがその支援者を信頼されるのではないでしょうか。

脳の機能障害ですので、単純に「目標を決めて少しずつハードルを上げて、がんばろう!」ではどうにもなりません。

kumakumaさんが支援者とお話しされる中で、その方の支援の方向が息子さんに合っているのかを判断されて、ご本人を連れていかれることができたらいいですね。

「今はどうしても本人が家を出られる状況でないので、親の面談から本人が来るように移行していくことは可能でしょうか」と聞いていただくのもいいかもしれません。

親のみの面談で支援をする方もいらっしゃるくらいですから。

また、脳の機能障害がどこから起こっているのかというのも重要です。どいらかというとこちらの方が効果が期待できるように私は思っています。

まずは腸の状態をよくすることからスタートです。

サプリなどに抵抗があることも多いですから、発酵食品などを多く取り入れた食事、一般的にアレルギーを起こしやすいもの(検査をするのがいいのですが、これも拒否感があると思うので)や添加物を避けます。

腸が整えば(数か月かかる場合もあります)神経伝達物質が正常に働くようになってきますので、昼夜逆転や過集中や優先順位の間違いなどが改善されてきます。

特に白砂糖の取りすぎがなくなるだけでも変化が見られます。

何かお役に立てそうでしたら、メッセージをいただけましたら、できる限りお答えします。
Posted by みずき at 2016年11月25日 19:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: